Home 心と身体 - Mental & Physical Tips なりたい自分になる「心のラベル」-Labeling

なりたい自分になる「心のラベル」-Labeling

by lisa shouda

「心のラベル」について、前回の記事ではラベルをつけるのは私たちの本能といえども、目の前にいる生身のその人をそのまま見られなくなってしまうのでは。という視点でみてゆきました。
整理整頓じゃない「ラベル」の話- Labeling

じゃあ、心のラベルに振り回されるばかりでなくコントロールして、さらには「なりたい自分」になるためにとってもとっても役に立つかもよーという視点でみてゆきます。

つけたら、取ればいい

まずは、気づくことから。
そして心のラベルつけをしていると気づきさえすれば、自分の意思で取ってもいいはず。

我流の方法。書いてみます。

<心のラベルの取り方>
1. 自分の意識を見張って心のラベルを発見する
容姿・服装・持ち物・仕草・趣味・言葉(方言)・出生・出身地・学歴・肩書き..で判断しているか?
「男の子」
「外国人」

2. そのラベルに対して持っているイメージを確認(できれば書いてみる)
「男の子」→「持ち物の色は青、緑、黒」
「外国人」→「フレンドリー」

3. イメージを疑う
「そもそも」を考えてみる。具体的に逆から考えてみる。

「男の子」→「持ち物の色は青、緑、黒」→「出産祝いにパステルブルーのタオルあげるのなんでだろう?赤でも支障ないわ。」
「外国人」→「フレンドリー」→「シャイな人だっているんじゃないか?そもそも”外国”なんて国はない」

どんどん広げて人間以外のものにも心のラベルをつけていることに気づいていく

動物
「イルカ」知能が高くてピュア 他の個体に性的嫌がらせする個体が確認されている
「コーギー(犬)」しっぽが短くてかわいい 子犬の時に切られてる

物・習慣
「モデルの〇〇ちゃんがインスタにのっけてたブーツ」イケてる
「クリスマス」チキンとデコレーションケーキ 日本オリジナル。あるアメリカ人の知人のコメント「クリスマスは大切な人と過ごす日で、ファストフード店のチキンは大切な人と食べたくない」

あえて、ラベルをつける

自分自身に心のラベルをつけて目標達成や自己実現に役立てる、セルフコーチング的なテクニックにだってなるんです。
こんな人になりたいなあ、という人物像に特徴的なラベルをあなたにつけるんです。
「気配りができる、わたし。」
「自分は困難が重なった時にこそ乗り越える力が出るんだよな。」というように。

また、マーケティングの方法として、「〇〇女子」「〇〇男子」「クリスマスには〇〇」「〇〇記念日」と呼び方を広めて購買意欲を高める手法もあるほど。
それだけ自分自身にも関わりのある人にも対してない人にも影響を与える心のラベル。
意識してみると違った視点で自分が見えてきます。おためしあれです。

ありがとうございました!それでは、また^^

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