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「人助け」の罠

by lisa shouda

わたしがヴィジョンカウンセリングのセッションをさせて頂く時、
「みなさんの悩みを解決してあげよう!」
「わたしが能力を使って助けになったるぜ〜」

そんな類の意気込みはちっとも持っていないのです…

”人助け”をしたい人は…

この世界の仕組みの話。

「悩んだり、苦しんでいる人の助けになりたい」という意識を深いところで持っていると
悩みを抱える人、苦しむ人、助けが必要な人を
自分の現実に創り出します。

この世界の仕組みはシンプル。
需要と供給が完璧にマッチするようになっています。

「この世界は問題ばかりでこんなにも沢山貧しい人がいるんだ… 自分が彼らの助けになりたい!」と欲するのは、
彼らを豊かさを受け取る力がないと見ているから。

言い換えると、彼らをどこか”足りない”存在と信じていることになります。

”人助け役”をしたい人は彼らに”貧しい人役”を演じてもらい、人助けをさせてもらっている構図です。
貧しい人、傷ついた人、困っている人を創り出しています。

では、次に助けが必要な人が自分の目の前に現れたら?

ここ、より正確な表現で言うと

− 助けを必要としているように見える人を自分の現実に創り出したら?

助けちゃいけないの?? (´∵`)
手を差し伸べてはいけないの?? (ఠ_ఠ)

わたしが「自分の現実に助けを必要としているように見える人を創り出した時」にやっている、ざっくり2ステップをシェアします〜

1. 観念に気づく

その人や状況を自分が体験しているということは、
自分の中にその人や状況を作り出す”観念”があるから。
これは人助けに限らず、どんな状況にも共通して言えることなのですが、
目の前の状況を『観念に気づくきっかけ』と捉えます。

”気がつく”ということは、
『自分はこの観念を手放す準備ができている』という意味なので、
その観念を手放します。
(持ち続けたかったらそれでもいいんですよ〜)

例えば、貧しい人を目の当たりにする体験をしている場合
自分自身の中に『豊かさを受け取ってはいけない』という観念があるのかもしれません。それに気がつきます。

どこまでいっても自分自身に集中です^^

2. 完全性を見る

このブログでは繰り返し書いていますが…
あなたもあの子もわたしもその子も、
ひとり残らずみ〜んなが完全な存在です。

一点の曇りもなく 少しの欠けもない 完全な存在です。

あなたもあの子もわたしもその子も、
ど〜んな現実をも創造する力があります。
誰かの助けが必要な存在なんて、いないんですよね。

それを知った上で、
手を差し伸べるのが自分に一致するならば、遠慮なく表現します。

電車やバスで席を譲る
道に迷っていそうな旅行者に声をかける
サポートする活動や団体を立ち上げる
または共鳴するNPOや施設や活動に金銭の寄付をする
…具体的な行動としてはこんなところでしょうか。

他人の力が必要な弱い存在としてではなく
ご本人に100%創造の力があることを知ります。←「信じる」ではなく「知る」のが大切なポイント
豊かさを受け入れ、幸せでいられる選択ができる力を持っている存在として見、行動します。

これをお読みのあなたやわたしが誰かを”助ける”のは永久に不可能ですし、
彼らが”助けられる”こともまた起こりえません。
(”変える”のもまた然りです。)

自分が手を差し伸べる(ように見える)
彼らの中に揺るぎない完全性を見ます。

同時に、彼らは他ならぬ自分自身でもあると知ります。

カウンセリングは人助けではないのか???

実はちょっと疑問だったんです。ヴィジョン カウンセリングを始めた頃に。
ハイヤーセルフに尋ねました。

Lisa: ( ´・o・) / ??
「そもそも、わたしがクライアントさんにメッセージをお伝えする活動自体、
結果”人を助ける”ことになりませんかね?」


ハイヤーセルフから回答が来ました。秒で。

つづく!

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