Home 心と身体 - Mental & Physical Tips そのままを書く – お役立ち道具003

そのままを書く – お役立ち道具003

by lisa shouda

このBlogは基本的にわたし自身の経験や考えをシェアする場であって
こう…特定の物事をごり押しで勧めるようなことは(できるだけ!)しないでおこうと思っていた。
でもでも!今日は小さな決め事を覆して
これは勧めたい!!

気持ちをそのまま書くこと

誰にも見せない。
読み返す必要もない。

文法が正しくなかろうと、字が汚かろうと気にしないで。

ただただその瞬間に感じていることを書く。

どんな言葉を使ってもいい。
誰も読まないのだから!

書く行為にあまり親しみがなくても続けていれば案外合うかもしれない。
自分は日記を書くタイプじゃない、と思っている人も試してみて欲しい。

胸に何かつかえている、
なんか叫びたい、(→叫ぼう!)
静かに怒っている…

そんな時はなおさら試す価値あり!

気持ちを書くノート

わたしのお気に入りの方法は”気持ちを書くノート”を持つこと。
わたしは単にjournalとかjournalingと呼んでいるが、人によっては”感情日記”など本人にしっくりくる呼び名でいいと思う。

毎日、朝に2〜3ページ書くのがおすすめだけれど
好きなタイミングで、気の向いた時にだけ書くんでもいい。
毎日じゃなくてもいい。
決まった時間じゃなくてもいい。
1ページでもいい。
何を書けばいいかわからないと感じたら
それを書く。

なんかお腹が痛くなってきた、とか
冷蔵庫にある梅干しが気になるのでこれを書き終わったら梅茶漬けを作って食べよう、でもいい。

聴いてあげる。
頭の中のおしゃべり、四六時中しているでしょう?
それを書く。

もしできたら、自分の気持ちを移すのにふさわしいとあなたが感じるノートを買って、ペンも選んで。
お店で選ぶときには実際にノートを触って、ペンを持ち「これはどう?」と自分に聞いてみてもいい。

ノートに書くのは一例として、
自分が心地よいと感じる方法でどうぞ。
パソコンを開いてテキストソフトに書くのでも
スマホでメモ帳アプリに書くのでも。

”書く”こと自体が苦手な人もいる。
替わりにに自分が話すのを録音するでもいい。
短い言葉と絵に表すとか、歌にするとか…
別の表現が適している人もいるのでそこは柔軟に。

大切なのは自分の頭の中の声を出してあげること。

こんなすべての人に!

  • ある出来事で辛い思いをしている
  • 自分の好きなこと、やりたいことがわからない
  • やりたいことがあるけれど行動に移せていない
  • 大きな不満はないけれどなんとなく生きている
  • 他人のことを羨ましく思う
  • パートナーとの関係がうまくいっていない
  • 部屋が散らかっている、片付かない
  • 部屋はきれいだけれど物の量が多い
  • 仕事がいやだ
  • 悩みがある
  • 変えたい、やめたい習慣がある
  • 上のどれにも当てはまらないけれどなんとなく興味がある!

ノートとペンに助けられた

「その瞬間に感じていることをそのまま、自由に書いていい」

いわゆる日記とは異なるこの書き方を知ったのはアメリカでテレビ・映画のライターやディレクターなど幅広く活動し、創造性を育てる方法を伝える、ジュリア・キャメロン氏の著作にて。

そこでキャメロン氏は”モーニング・ページ”を紹介している。

モーニング・ページとはなんだろう?ひと言でいうなら、
三ページほどの手書きの文章であり、意識の流れをありのままにつづったものだ。

出典元:「ずっとやりたかったこと、をやりなさい。(原題:The Artist’s Way)」ジュリア・キャメロン著(サンマーク出版)

わたしは長いこと頭の中の世界にばかりに生きていた。
もちろん今も頭の中にいるけれど進歩したのは気付くようになった点。

脳波を調べたことはないが扁桃体の働きがかなり活発なんだろう。これには自信あり!
(扁桃体の働きが活発だとストレスを感じやすいとか、利他的な思考や行動をするなどの特徴がある)
これはわたしの生まれ持った性質で、ひとたび思考の渦にはまると抜け出すのは困難で
外からの働き、例えば夕飯の時間、がないとずっと頭の中をぐるぐるしていた。
自分の力で抜け出す術を知らなかったのだ。
教わったこと、ある人がいたら是非その詳細を教えて欲しい!!

頭の中の自分の声はうるさくて、外から見ると日常生活をこなしているように見えていたはずだけれど、
– むしろ幸せそうに見えていたらしく、そういう旨の言葉を複数人からかけられた。
内側では混乱していた時間が長かった。

苦しい想いや言葉が頭の中を駆け巡る。それを吐き出す所を見つけた!
ノートだ!

感じるままをノートへ書くのは頭の中をぐるぐる駆け巡るものたちを紙の上に移してゆく感覚だ。
書き終えた後はすっきりする時もあるしそうでない時もある。
ただ、
書く前と後ではすこし、別の自分になっている
…これは言える。

かつて、書かずにはいられなくなるのは気分がどうしようもなく落ち込んだ時で、
数ヶ月間も書かない期間があったりと断続的にノートとペンにすがっていた。
現在は気分に関係なく書く。
習慣になっている。

♡NO JOUNAL NO LIFE♡

続けていると人生の様々がクリアになってゆく。
わたしの場合は苦しさをどうにかしようと始めたけれど、
いま特に苦しいことがなく陽気に暮らしている人にもメリットがありすぎる!(だから書いている!)

自分は将来のこと、人生のことある程度しっかり考えているよ〜と思っていても、
書く(=言葉にする)と、考えているつもりなだけでは知りえなかった自分を知らなければならなくなるから。
自分自身に正直にならざるを得なくなる。

忘れていた大好きなこと
実は怖がっていること
何かを始めたくなったり、やめたくなったりするかもしれない。
– みんながみんな自分らしく生きている世界を想像するとワクワクしてたまらない!

キャメロンさんありがとう!
いつか会う時がきたら「助かりました、ありがとう」の意を最大限に伝える!

もう一回!

♡NO JOUNAL NO LIFE♡

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